HOT ! 望月玉渓作「木地溜塗燕蒔絵丸盆（帝室技藝員　望月玉泉翁　三周忌追悼記念）」 望月玉渓作「木地溜塗燕蒔絵丸盆（帝室技藝員 望月玉泉翁 三周忌

望月玉渓作「木地溜塗燕蒔絵丸盆（帝室技藝員 望月玉泉翁 三周忌。望月玉渓作「木地溜塗燕蒔絵丸盆（帝室技藝員 望月玉泉翁 三周忌。46ae20e71759d55b110b8a6ef21298。「帝室技藝員」であった日本画家「望月玉泉（もちづきぎょくせん）」の三周忌追悼記念に、その子である日本画家「望月玉渓（ぎょくけい）」が画いた燕蒔絵丸盆です。望月玉泉 寿老／MOCHIZUKI GYOKUSEN | ギャラリー奏美庵。生前お茶（裏千家）を趣味にしていた母が譲り受けた茶道具の一つです。茶道具　瀬戸焼　古瀬戸　肩衝茶入　仕覆付　裏千家十四代淡々斎極め箱　M　8765。共箱、青いウコン布、蓋に箱書き、「丸盆」、裏に「望月先生直筆之塗　塗物師」と落款印「宗與？」が、消された跡も（写真１０～１４）。古伊万里　宣徳年製　染付　芙蓉手人物文　鍔縁小向付　3客組。木地溜塗の菓子盆の裏には直筆とされる画号と花押が（写真８）。織部焼　古織部　秋草図徳利　時代箱付　M　3841。難しい崩し字ですが「望玉渓」と判読、花押とも「望月玉渓」の字体と一致が確認出来、箱書きは「玉渓先生の手による燕蒔絵と画号・花押、この塗りは塗師（ぬし）・宗與による」と解釈出来ます。三川内焼　平戸焼　染付　菊文　盃基　盃台　時代箱付　M　R5994。ちなみに、画家「望月玉渓」は特に花鳥画を得意とし、崇高で高貴な作と画壇で高い評価。陶芸家　作家物　金重有邦　伊部　湯呑　備前　窯変　共箱　黒田陶苑　父　金重素山。確かに、羽毛まで緻密に描かれた燕は、崇高で高貴さを感じます。B411s「花のある風景図 花生」オールドノリタケ　ハンドペインティング。また、塗師「宗與」は、千家十職の一つの塗師中村家「中村宗哲」の歴代なのでしょうか、関連は不明です。骨董　アンティーク　柿右衛門白磁　陽刻　印刻　柿右衛門　輪花皿　松竹梅　六寸皿。なお、中村家は明治以降は茶道具の塗師専業。マイセンの干支シリーズ 兎 置物。大きさ重さはおよそ次の通りです。十三代酒井田柿右衛門　錦花鳥紋　陶板額。丸盆は、直径２４ｃｍ、高さ１．８ｃｍ、重さ１２５ｇです。金襴手　古伊万里　有田焼　秀峰作　陶印いり直径31おおざら。共箱は、２６ｃｍ四方、高さ４．３ｃｍ、重さ４７５ｇです。135 伊万里　線描き　花　小皿　古伊万里　鍋島　九谷。著名な両日本画家については以下の【】の解説（ネットからの部分引用）を参考にしていただければ幸です。李朝白磁鉄絵竹文扁瓶 李朝時代。【「望月玉泉　１８３４～１９１３年（大正２年）」は明治～大正にかけて活躍した四条派の日本画家、現在の「重要無形文化財（人間国宝）」の前身とされる「帝室技藝員」であった。大聖寺伊万里　金襴手　窓絵　鳳凰紋　煎茶碗　向付　５客　A213AS-CWm。その子「望月玉渓　１８７４～１９３８年（昭和１３年）」は父に師事し望月派５代目を継ぐ。☆ 加藤利昌 清水焼 祥瑞大皿。代々御用絵を描いてきた望月派は、御所にも出入りを許された家系。九谷焼　色絵金彩　武者人形　8.5号　高さ26㎝　錦九谷　飾台付　BE882。「帝室技藝員」とは、戦前の日本で宮内省によって運営されていた、美術家や工芸家の顕彰制度。九谷焼壺・美術品・骨董。日本の優秀な美術家・工芸家に帝室（皇室）からの栄誉を授けて保護し、更に斯界の奨励、発展を図ろうとした制度で明治２３年設置、昭和２２年廃止。茶道具　備前焼　伊勢崎紳作　緋襷　宝瓶　共箱　D　5491。】玉泉三周忌追悼記念の特別の作品であり、経年が１００年以上の希少で貴重なアンティークな漆芸品です。花瓶　壺　骨董品　時代物。共箱、共布は汚れや変色、キズなどは否めませんが、丸盆には目立つような汚れや傷みはなく状態は比較的良好と言えます。水瓶　備前焼　伊勢﨑競　無傷　無箱　割蓋付。アンティークコレクションだけではなく、お茶道具（菓子器）として活用していただければ幸です。古伊万里　肥蝶山　(５客)。